(短評)『たまたま生まれてフィメール』小川たまか著 - 日本経済新聞

■『たまたま生まれてフィメール』小川 たまか著著者は性暴力の取材を続けているフェミニスト。本書は自身と家族の関係から裁判の傍聴、フェミニズムへの攻撃などさまざまなテーマを扱うエッセー集だ。フェミニストを「自信満々に正義を押し付けてくる奴」だと考えている人がいるならば、その思い込みは本書を数ページめく…